セブンイレブンで添加物の少ない食品ってある?
そんな疑問にお答えします。
いざ!という時にとっても便利なコンビニ。なかでもセブンイレブンは全国に店舗数も多く、身近に感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし「コンビニ食」といえば、自然派食品とは遠い存在。添加物まみれの商品が多いイメージがありますよね。
とはいえ料理の時間がとれなかったり、一人暮らしで毎日夜遅くに帰宅……なんてときには頼りになるありがたい存在でもあります。
そこでこの記事では、大手コンビニチェーン「セブンイレブン」で販売されている食品のなかから、
無添加または添加物の少ないおすすめ食品を紹介します。
さらに、食品表示の嘘と言われている、省略できてしまう原材料についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
この内容がわかれば、正しい食品表示の見方がわるだけでなく、コンビニ食でもカラダのことを考えた賢い選択ができるようになります。
実はセブンイレブンにも、しっかりと原材料をチェックすれば案外いい商品もあるんです。
添加物表示の嘘?省略できる添加物とは。
食品の原材料表示には、省略されている添加物が存在します。
それが「一括表記」のできる添加物や、「キャリーオーバー」といった原材料の原材料は表示しなくてよいといったルールです。
詳しくは、食品添加物を表示しなくていいケースとは?で解説していますが、
加工食品には見た目以上に「書かれていない」添加物が含まれている可能性があるということです。
とくに、たくさんの調味料や食材や混ぜられている弁当やお惣菜などには、
長く品質が保てるように保存料をはじめ多くの添加物が使われる傾向にありますので、これらを理解した上で選びましょう。
迷ったら原材料がなるべくシンプルなもの、加工度の低いものを選ぶのも重要です。
セブンイレブンの取り組み
コンビニのなかでダントツの店舗数を誇る「セブンイレブン」ですが、
食に対する安全性について、以下のような取り組みを行っています。
- トランス脂肪酸の低減
- 麺やパンに国産小麦を積極的に採用
セブンイレブンには、国内では流通数の少ない国産小麦を使用した製品が多く存在し、
2024年春以降には、麺類に使う小麦も国産に変更されています。
また2007年以降、オリジナルパンを中心にトランス脂肪酸の低減に取り組んでいて、自主的に表示を行っている商品も存在します。
無添加・低添加のセブンイレブンおすすめ食品
セブンイレブンで買える、無添加又は添加物の少ない食べ物・飲み物を紹介します。
ここだけのオリジナル商品から、通販でも買える人気食品まで。
店舗や時期によって取り扱いの種類は様々ですが、お買い物の参考にぜひご覧ください。
※紹介している商品の詳細内容は購入時点(2024年5月頃)のものです。最新情報はセブンイレブンの各店舗または公式サイト でご確認ください。
4つの項目に分けて紹介します♪
①うるもち食パン・金の食パン
セブン&アイの『うるもち食パン』やセブンプレミアムゴールドの『金の食パン』は、どちらも添加物不使用。
『金の食パン』は、北海道産の小麦が使用されていて特におすすめ。『うるもち食パン』は、店舗によって3斤の大きいサイズがでています。
残念ながら菓子パンやスティックパンには無添加のものは見つかりませんでしたが、今後に期待したいところです。
②お菓子・アイス・あめ
セブンイレブンで買える、添加物が少ないお菓子・アイス・飴を紹介します。
【アイス】ハーゲンダッツ・厳選クリームのミルクアイス・ブリュレ・あずきバー
セブンイレブンで買える『ハーゲンダッツ』は、シンプルな原材料であるものが多くおすすめです。
またオハヨー乳業の『ブリュレ』や、明治の『厳選クリームのミルクアイス』は、どちらも添加物は乳化剤のみの低添加。
さらにセブンプレミアムの『井村屋のあずきバー』は、北海道産のあずきを使った昔ながらの無添加アイスです。
【和菓子】ようかん・小豆最中・カステラ・甘栗など
セブンイレブンで販売されている和菓子は、添加物が少なめのものが多く選びやすいです。
北海道産の小豆を使用した『小豆最中』や、『ようかん』は小腹がすいたときにぴったり。
そのほか素朴な甘みの『カステラ』や、有機焼き栗を使用した『有機むき甘栗』、
スナック菓子では、セブンプレミアムの『げんこつ塩』や『たまごボーロ』などがシンプルな原材料になっています。
【洋菓子】バームクーヘン・フィナンシェ・ナッツなど
セブンイレブンの洋菓子は、『バームクーヘン』・『フィナンシェ』などの焼き菓子、『ナッツ類』が添加物少なめ。
残念ながら、国産小麦が使われている種類は見つけられませんでしたが、今後に期待したいところです。
ナッツは、無塩・植物油脂不使用の無添加タイプがおすすめです。
【あめ・のど飴】たたかうマヌカハニー・不二家ミルキー
セブンイレブンには、完全無添加のあめやのど飴はありませんが、
カンロの『たたかうマヌカハニー』や、不二家の『ミルキー」は、比較的シンプルな原材料。
コンビニだけではく、ドラックストアやスーパーでも取り扱いがありますので、気になる方はチェックしてみてください。
たたかうマヌカハニー:水飴(国内製造)、砂糖、はちみつ、カラメルソース、ハーブエキス、プロポリスエキス、ホップエキス/香料
ミルキー:水あめ(国内製造)、加糖練乳、上白糖、クリーム(乳成分を含む)、植物油脂、牛乳、食塩/乳化剤
③お惣菜・ランチ・大豆食品
お弁当やランチに便利なチルド品でおすすめなのが、豆腐や納豆などの「大豆食品」です。
とくに『濃い絹豆腐』は、国産大豆に凝固剤のみのシンプルな原材料。
納豆なら『北海道産小粒納豆』には、国産大豆が使用されています。
また、小腹が空いた時におすすめなのが『豆腐スイーツバーガトーショコラ』。
おかずというよりおやつ感覚の商品ですが、
ほんのり甘いココア味の豆腐バーで、こちらも添加物は凝固剤のみです。
また惣菜系では、パウチ入りのシリーズにご注目。
サラダや煮物など調理されている食品の場合、キャリーオーバーなどで書かれていない添加物がある可能性が高く、判断が難しいところですが、
過度な味付けなものは少なく、必要以上の添加物は使われていないのかな?といった印象です。
例えば国産鶏肉を使用した『イシイのミートボール』は、常温でそのまま食べることができてとっても便利。
北海道産のじゃがいもを使用している『肉じゃが』や『ポテトサラダ』も人気です。
ただし一部、外国産原料をメインで使っているものがあるため、気になる方は原材料をよくご確認ください。
④飲みもの
セブンイレブンのオリジナル商品には、『コーヒー』や『ココア』などいくつか添加物の少ない飲み物があります。
残念ながらオーガニック原料の種類はありませんでしたが、砂糖不使用のコーヒーやココア、
国産生乳を使用した『のむヨーグルト』はシンプルな原材料で好印象。
さらに『高千穂牧場カフェ・オ・レ』も無添加でおすすめです。
こちらは有機コーヒーと生乳とブレンドした、ちょっと甘めのカフェオレで、
一部のセブンイレブンやスーパーだけでなく、通販サイトでも購入することができます。
セブンに無添加のカップラーメンはある?
カップラーメンなどの即席麺で添加物なしの商品を探すのはなかなか難しく、
さすがのセブンイレブンでも売っていません。
即席麺で添加物が少なめなのは、創健社の『有機ノンフライ』シリーズや、桜井食品の『らーめん』シリーズなど。
カップ麺では風と光の『有機ヴィーガンラーメン』シリーズがもっとも無添加に近いです。
有機めん(有機小麦粉(国内製造)、食塩)、有機しょうゆ、有機べに花油、有機砂糖、食塩、有機澱粉、ポークエキス、チキンエキス、有機にんにく、酵母エキス、香辛料、ごま油、有機しょうが、そうだかつおぶし(粉砕)、(一部に小麦・大豆・豚肉・鶏肉・ごまを含む)
セブンに無添加の梅干しってある?
セブンイレブンに、無添加の梅干しは確認できませんでした。
梅干しは、昨今の減塩ブームによって食塩を少なくする代わりに添加物で味付けされているものが多くあり、
昔ながらの製法でつくられた無添加うめぼしは種類が限られてきます。
減塩が気になるなら、精製された塩を避けることも大事なポイントで、
詳しくは天然塩・自然塩・精製塩の違いと見分け方!買っては行けない食塩とは?で解説しています。
また通販で買える無添加うめぼしについては、無添加うめぼし・はちみつ梅の見分け方&おすすめ7選◎で紹介していますので、ぜひご覧ください。
セブンに無添加のプロテインバーはある?
セブンイレブンに無添加のプロテインバーは確認できませんでした。
しかし販売されているなかでは、大塚製薬の『ソイジョイ』シリーズが添加物少なめ。
また、通販ではストロングハートの『ストロングバー』、ハイプロテインバー『think!(シンク)』、
アリサンのフルーツバー『ローバイト』あたりが無添加又は添加物が少なく加工されています。
※Think !ハイプロテインバーは、iHerb(アイハーブ)での取り扱いもあります。
まとめ:添加物なしのコンビニ食を上手に活用!
セブンイレブンで購入できる、添加物の少ない食品を紹介しました。
なんとなくカラダによくない印象がある「コンビニ食」ですが、よく原材料を確認すればおいしくて安全性の高い商品も揃っています。
私のおすすめは、ココア味の「豆腐バー」やイシイの「ミートボール」などの惣菜類、和菓子など。
子供のおやつやお弁当、一人暮らしの手助けにも、ぜひ利用して見てくだいね。