無添加でおいしいレトルトカレーってないの?
そんな悩みにお答えします。
時間がないときに便利なレトルト食品。なかでも人気なのが「レトルトカレー」です。
でも、一般的なレトルトカレーには添加物や食用油が多く含まれる傾向にあり、市販のカレールーですら注意が必要です。
とはいえ、子供も大人も大好きなカレーライス。忙しいときには頼りたいし、備蓄用など非常食としても便利ですよね。
そこでこの記事では、安いレトルトカレーの注意点や選び方のポイント、さらに素材にこだわったおすすめのレトルトカレーを紹介します。
この記事を読めば、避けるべきカレーの種類と、添加物が少なく美味しいレトルトカレーが必ず見つかります!
レトルトカレーは添加物が多い?
市販されているレトルトカレーの「原材料」をよく見ると、多くの食品添加物が並んでいることがわかります。
野菜、牛肉、小麦粉、牛脂豚脂混合油、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、トマトペースト、カレー粉、食塩、でんぷん、香辛料、しょう油、ガーリックペースト、みそ、オニオンパウダー、ビーフ風味調味料、チキンブイヨン、酵母エキス、たん白加水分解物/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳酸Ca、酸味料、香料、甘味料、香辛料抽出物
しかし本来、レトルトパウチ食品には、高圧加熱殺菌が行われるため保存料は使われません。
つまりレトルトカレーに入っている添加物のほとんどが、味や香り、見た目などを補うために使われているということです。
さらに添加物には分類されませんが、「酵母エキス」や「たん白加水分解物」などの化学的に製造されたうまみ成分もよく含まれます。
これらは添加物や塩分との相乗効果で、より濃い味・旨みを生み出しますが、添加物と同様に注意したい成分です。
キャリーオーバーにも注意
添加物のキャリーオーバーとは、原材料から持ち越された添加物のこと。残留している可能性があっても表示義務はありません。
例えば「レトルトカレー」の原材料に、「しょう油」と書かれていた場合、そのしょう油にどれだけ添加物が入っていたとしても表示の必要はないのです。
つまり「無添加カレー」として販売されていても完全に無添加とは限りません。これはレトルトカレーだけの話ではありませんが、加工食品にはそのリスクが高いということです。
カレーにはもともと多くの食材や調味料が混ぜられますので、安いレトルトカレーにはとくに注意が必要。
購入には原材料をよく確認し、なるべく添加物の少ない種類を日常的に選ぶのがおすすめです。
無添加・低添加のレトルトカレーおすすめ8選!
子供も大人も楽しめる、無添加・低添加でおすすめのレトルトカレーを紹介します。
添加物だけではなく、「たんぱく加水分解物」などの旨み成分も、なるべく使われていないものを厳選しています。
詳しく解説していきます♪
【にしきや】レトルトカレー
レトルト食品専門店・にしきやのカレーは、化学調味料・香料・着色料無添加でつくられた低添加のレトルトカレーです。
シチリア産レモン風味の『レモンクリームチキン』、定番人気の『ガーリックシュリンプ』や『野菜カレー』、子供用の甘口タイプまで、
季節限定を含んだ約50種類のバリエーションから、お好きな味をお選びいただけます。
鶏肉(タイ)、炒めたまねぎ、クリーム、ココナッツミルクパウダー、レモンジュース(ストレート)、りんごピューレー、砂糖、なたね油、小麦粉、チキン風味調味料、乾燥マッシュポテト、食塩、カレー粉、レモン皮、にんにく、でん粉、おろししょうが、香辛料、(一部に乳成分・小麦・鶏肉・りんごを含む)
ギフトにもおすすめ!
【結わえる】玄米によくあうカレー
寝かせ玄米のお店・結わえるの『玄米によくあうカレー』シリーズは、玄米と相性のよい野菜のたっぷり入ったレトルトカレーです。
和風だしの旨みが美味しい『きのこのポークカレー』や、レンコンとトマトの『キーマカレー』など、甘口〜辛口まで、5種類のバリエーションからお選びいただけます。
食材の旨みを引き出した、からだにやさしい和風カレーは贈り物にもおすすめです。
炒めたまねぎ、鶏肉、野菜(じゃがいも、にんじん、にんにく)、トマトピューレー、ひよこまめ、りんごピューレー、なたね油、チキンエキス、小麦粉、カレー粉、砂糖、食塩、おろししょうが、でん粉、香辛料、(一部に小麦、鶏肉、りんごを含む)
5種類のオリジナルカレー♪
・公式サイト:結わえるオンラインストア
【光食品】有機キーマカレー
光食品の『有機キーマカレー』は、有機原料を使用した牛肉入りのキーマカレー。
北海道の有機肥料により育てられた牛肉、たまねぎ・にんじんなどの国産有機野菜や、有機トマトペーストなどを使用しています。
ほどよい辛さの大人の味付け。ドリアやパスタソースなどアレンジ料理にもおすすめです。
野菜(有機たまねぎ(国産)、有機にんじん)、有機牛肉、有機ウスターソース(小麦・大豆・りんごを含む)、有機トマトペースト、有機トマトケチャップ、有機ばれいしょでんぷん、有機香辛料、有機砂糖、食塩、有機にんにくピューレー
ほどよい辛味の中辛口!
【石井食品】ミートボールが入ったカレー
無添加調理の石井食品がつくる『ミートボールが入ったカレー』は、子供も食べられる甘口タイプのレトルトカレーです。
甘口のカレーソースに、ミートボールを 5粒 。食べやすいよう細かく刻んだ国産野菜を入れて仕上げた、大人も満足のカレーです。
野菜(国産(たまねぎ、にんじん))、鶏肉、でん粉、有機トマトペースト、砂糖、ウスターソース、りんごペースト、なたね油、パン粉(小麦を含む)、食塩、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、しょうがペースト、にんにくペースト、香辛料、醸造酢(小麦を含む)、ココアパウダー
卵・乳成分は不使用です。
【第3世界ショップ】カレーの壺レトルト
第3世界ショップの『カレーの壺レトルトカレー』は、本格スパイスペースト「カレーの壺」を使用した、スリランカカレーのレトルトパックです。
ほどよい辛さの『ポークカレー』、動物性原材料不使用で辛さ控えめの『ひよこ豆カレー』、
パンチの効いた辛さの『チキンカレー』、鶏ひき肉と青とうがらしの辛口『キーマカレー』の4種類。
すべて小麦粉不使用のグルテンフリーになっています。
ココナッツミルク、鶏肉、香辛料、トマトペースト、ココナッツオイル、たまねぎ、米、粗糖、食塩
※ポークカレーとチキンカレーには安定剤(グァーガム)が含まれています。
18種類以上のスパイス・ハーブを使用した本格カレー。
【Smile &】はじめてのカレー
スマイルアンドの『はじめてのカレー』シリーズは、月齢で選べるお子様用の無添加レトルトカレーです。
カレーデビューにおすすめな『1歳4ヶ月〜2歳頃』と、少しだけスパイスをプラスした『2歳〜3歳頃』が対象の2種類。
味は、「野菜とひよこ豆」と「豚肉と白ネギ」の2タイプで、どちらも添加物や動物性油脂は不使用です。
野菜(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも)(国産)、にんじんピューレー(にんじん(国産))、ひよこ豆、トマトピューレー(トマト(国産))、コーンピューレー(とうもろこし(国産))、かぼちゃピューレー(かぼちゃ(国産))、食用こめ油、カレー粉、食塩
辛み成分なしの有機スパイスを使用しています♪
【平田牧場】こどもカレー
平田牧場の『こどもカレー』シリーズは、幼児向けの無添加レトルトカレーです。
1歳頃からの「こどもカレー」と、3歳からの「こどもやさいキーマカレー」の2種類で、
どちらも国産野菜を使用した自然の甘みたっぷりのカレーとなっています。
野菜(にんじん(国産)、じゃがいも(国産)、とうもろこし(国産))、とうもろこしペースト(国産)、トマトピューレー(国産)、かぼちゃペースト(国産)、炒めたまねぎ(国産)、ポークブイヨン、にんじんペースト(国産)、黒みつ、植物油脂(なたね油(なたねは遺伝子組み換えでないものを分別))、カレー粉、食塩
野菜は小さくカット。辛味のないカレー粉を使用しています。
【昼飯屋】チキンカレー・海苔カレー
『昼飯屋のレトルト』は、東京・大森町のカレー専門店から発売されているスパイスカレーです。
味は「チキンカレー」と「海苔カレー」との2種類。どちらも岩手県産・南部どりを使用した、和出汁ベースのカレーです。
素材にとことんこだわり、無添加・砂糖不使用・小麦粉不使用のグルテンフリーとなっています。
鶏肉(国産)、ソテーオニオン、玉ねぎ、野菜・果実ペースト、液体塩こうじ、トマト加工品、香辛料、チキンエキス(天然抽出)、粉末だし、食用こめ油、カレー粉、にんじんピューレ、セロリピューレ、バナナピューレ、ねりごま、天日海塩、おろし生姜、米みそ、おろしにんにく、ガラムマサラ、そら豆しょうゆ、(一部に鶏肉・りんご・バナナ・ごま・大豆を含む)
辛さ控えめ、自然の旨みのこだわりカレーです!
まとめ:無添加カレーはみんなに美味しい♪
無添加・低添加でおすすめのレトルトカレーを紹介しました。
常温保存ができ、備蓄にも便利なレトルト食品は、忙しいときにもついつい頼りがちな有難い存在。
家族が安全に食べられる種類を探すなら、原材料は必ずチェック。
添加物やたんぱく加水分解物のような旨み成分がなるべく含まれていない商品を選びましょう。
今回紹介したレトルトカレー以外にも、レトルトスープなどの様々なレトルトパウチ食品や、
お家で無添加カレーを作りたい方におすすめなカレー粉は、以下の記事で紹介しています。気になる方はぜひ、ご覧ください!