添加物の入っていない美味しいウニはどう選ぶの?
そんな疑問にお答えします。
お酒のあてやご飯のお供、パスタやサラダなど様々な料理に活用ができる高級食材の「ウニ」。
しかしいざ買って食べたら、「なんだか美味しくない……」、「なぞの苦味が気になる……」なんて経験ありませんか?
実は、鮮度が命の「ウニ」には、時間がたっても型崩れをしないため添加物が使われているものがあり、
過剰に使用されているものは、味や食感が劣り美味しくありません。
そこでこの記事では、市販のウニによく使われる添加物・ミョウバンについての注意点と、
無添加ウニを見分ける方法や、塩水ウニ・塩ウニ・冷凍ウニなどの種類の違いについても解説します。
さらに国産でおすすめの無添加うにや、こだわりのウニが手に入るおすすめの「産直サイト」も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
この内容がわかれば、まずいウニを買って後悔することがなくなります!
ウニに使われる添加物・ミョウバンとは?
市販のウニには、「ミョウバン」と呼ばれる食品添加物が使われていることがあります。
ウニに使われる理由は型くずれを防ぐためですが、
他にも色付け安定のために漬物やチューブの調味料、お菓子の膨張剤に入っていることもあります。
☆硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)
ボーキサイトに硫酸を加えて硫酸アルミニウムを作り、これに硫酸カリウムを加えてミョウバンを結晶させたものを、約200℃に加熱して結晶水を揮散したものです。膨脹剤の酸成分として、炭酸水素ナトリウムなどと併用されます。炭酸水素ナトリウムとの反応が緩やかでガスの発生が持続する特徴がありますが、収れん作用による渋みがあります。
引用:用途別 主な食品添加物
しかしこの添加物はアルミニウムを含む化合物であり、取りすぎるとカラダに様々な影響があると考えられています。
またミョウバンには独特の苦味があり、過剰な使用な味や食感を落とします。
そのためウニを選ぶときには原材料を確認し、ミョウバンの含まれてい無添加のもの、又は過剰に使われていない種類がおすすめです。
無添加の「生ウニ」をどう見分ける?
冷蔵状態で売られている「生ウニ」のなかで、原材料をチェックする以外にもミョウバン不使用のうにを選ぶ方法があります。
それがトレーや木箱にきれいに並べられたウニを選ばず、
瓶詰めやパックに入った「塩うに」や、塩水に浸された「塩水うに」といった種類を選ぶこと。
本来、生ウニは空気に触れると徐々に型崩れしていきます。
それを防ぐために「ミョウバン」が使われるわけなので、
チルド状態なのに、木箱やトレーにきれいに並んで見栄えのいい生うには、ミョウバンが使われている可能性が高いということです。
とくに春〜夏のシーズンを過ぎたウニに、ミョウバンを多く添加し安く販売しているケースもあり、
このような種類は品質もさることながら、味も食感も劣るので避けたいところです。
逆に、塩で脱水し熟成させた「塩うに」や、塩水や殺菌海水に浸かった状態で販売される「塩水うに」といった種類は、
ミョウバンを使う必要がないので無添加のものが多く、食べやすく美味しい種類が見つかりやすいのでおすすめです。
ただし『塩水うに』の場合、シーズンから大きく外れて販売されているものは、無添加でも鮮度が落ちているウニを使っている可能性があるので、
確実においしいものを選ぶなら、やはり旬の時期に購入するのがおすすめです。
「塩ウニ」や「冷凍うに」の場合は、シーズン外でも無添加のものが手に入ります♪
無添加・ミョウバン不使用ウニおすすめ6選!
無添加でおすすめの生ウニや冷凍うにを紹介します。
ご自宅用に嬉しい直送・お取り寄せサイトや、ギフトに人気の種類もありますので、ぜひ最後までご覧ください。
商品名 | 詳細 |
---|---|
【山内鮮魚店】 | 三陸の海産物 産地直送・通販サイト |
【食べチョク】 | 国産 産地直送・通販サイト |
【マルコシ商店】甘塩うに・生うに | 岩手県産 |
【永野商店】塩うに・塩水うに | 岩手県産 |
【三上商店】塩うに・塩水うに | 岩手県産 |
【船泊漁業協同組合】冷凍うに | 北海道産 |
※ランキングではありません。
すべて国産うにです♪
【山内鮮魚店】産地直送・通販サイト
山内鮮魚店
6〜8月の旬の時期には無添加の『生うに』が、季節外でも『塩ウニ』などの加工品や、『ホヤ』、『わかめ』などの海の幸が満載です。
ご自宅用だけでなく、お歳暮や父の日などのギフトにもおすすめです。
三陸から産地直送!
\ 贈り物にも人気 /
【食べチョク】産地直送の国産うに
食べチョクとは、全国の生産者さんから直接お取り寄せのできる国内最大規模の産直サイト。
旬の海産物や、小規模農家さんのこだわり野菜など多くの食材が登録されていて、
食べチョクのウニ
新鮮なまま産地直送!
\ 食べチョク公式サイト /
【マルコシ商店】甘塩うに・生うに
マルコシ商店の『甘塩うに』は、岩手県産の生うにを塩のみで仕上げたこだわりの一品。
添加物は一切不使用。塩の浸透圧によってギュッと旨みが凝縮された、濃厚なおいしさを味わうことができます。
そのままご飯のお供にも、パスタやグラタンなどの料理にも◎お歳暮など季節のギフトとしてもおすすめです。
ムラサキウニ 食塩
旬の時期には無添加・瓶入りの『生うに』も販売されています。
【永野商店】塩水うに・塩うに
永野商店では、岩手県産のキタムラサキウニを瓶詰め・塩水漬けにした『生うに』などを販売しています。
生うにのシーズンは、4月下旬〜8月初旬ごろまで。
シーズン以外は、贈り物にもおすすめな『塩ウニ』や、『焼きウニ』などが販売されています。
三陸から産地直送!
【三上商店】塩うに・生うに
三上商店の『塩うに』は、新鮮な三陸産のムラサキウニを使用した塩ウニです。
余計な添加物は一切なし。素材本来のコクと深みのある味わいをお楽しみいただけます。
ご飯のお供、お酒のあてにも◎冷凍で長く保存ができるので、贈り物にもおすすめです。
ムラサキウニ(岩手県産)、食塩
旬の時期には瓶詰め入りの『生ウニ』もでています。
【船泊漁業協同組合】礼文のエゾバフンウニ(冷凍)
船泊漁業協同組合の『礼文のエゾバフンウニ』は、最北の海で育ったウニを、6月~8月のわずか3ヶ月のシーズンに漁獲。
一粒一粒手作業で取り出し、新鮮なうちに瞬間冷凍されたこだわりの一品です。
添加物は一切なし。素材そのままの美味しさを、いつでもお楽しみいただけます。
えぞばふんうに
まとめ:生うには旬の時期に。原材料は必ずチェックを!
市販されている「うに」に使われている添加物と、おすすめのウニを販売するメーカーや通販サイトを紹介しました。
そのまま販売される「生うに」には、ミョウバンという身崩れを防ぐための添加物が使われていることがあり、
とくに安く売られているものや、春〜夏のシーズン外で販売されているウニには、多くの量が使われている可能性があり注意したいところです。
おすすめは、塩水につけられた状態で販売される「塩水うに」。ミョウバンを使う必要がないので無添加でもおいしい種類が見つけやすいです。
またシーズン以外でも食べたいなら、「冷凍うに」や「塩うに」といった選択を。
これらは賞味期限が長いものも多く、季節の贈り物やギフトにもおすすめです。