
レトルトのお粥って安全?
そんな疑問にお答えします。
食欲のないときやカラダを休めたいとき、離乳食や介護食にも使える「おかゆ」や「雑炊」ですが、
家で作るのって意外と面倒だし、いつも同じ味で飽きてしまう……なんてこともありますよね。
そこで便利なのが、レトルトやインスタントのお粥や雑炊。これなら常温で長く保存もでき、非常食としても無駄になりません。
でも市販の「レトルト粥」って、添加物が含まれているものも多く安全性が気になります。
そこで本記事では、市販されているレトルト粥の選び方や注意したい添加物について解説。
さらに、無添加でおすすめのレトルトのおかゆ&雑炊を紹介します。
この内容を知れば、レトルト食品の意外なメリットと、自然派で美味しいレトルト粥や雑炊が見つかります!


レトルトのおかゆは危険?意外なメリット・デメリット


市販されているレトルトやインスタントの「お粥・雑炊」には、
風味づけのための化学調味料や、とろみをつける増粘剤など、複数の“添加物”が含まれているものがあります。
しかし、添加物の代表格である“保存料”に関しては、「加圧加熱殺菌」といった殺菌処理が行われるため使われることはありません。
「レトルトパウチ食品」について「プラスチックフィルム若しくは金属はく又はこれらを多層に合わせたものを袋状その他の形に成形した容器(気密性及び遮光性を有するものに限る。)に調製した食品を詰め、熱溶融により密封し、加圧加熱殺菌したもの」と定義されている[2]。
引用:レトルト食品
そのため、レトルトパウチ食品は長く保存ができるだけでなく、実は努力次第で添加物は少なく加工することができるのです。
スーパーなどでレトルト食品を購入するなら、“保存料不使用”といった当たり前の広告に惑わされず、
原材料をしっかり確認し、シンプルな味付けのものを選びましょう。




無添加レトルトお粥・雑炊おすすめ10選!


無添加又は添加物の少ない、レトルトの「お粥」や「雑炊」を紹介します。
国産素材や有機原料を使用したこだわりの種類から、スーパーなどで手に入りやすいメーカー、ギフトに人気のセットまで。
お買い物の参考にも、ぜひご覧ください!
※ランキングではありません。


【コジマフーズ】有機玄米粥
コジマフーズの玄米粥シリーズは、栄養豊富な“玄米”をそのままお粥にしたレトルトパウチ。
定番の『有機玄米粥』から、有機小豆と炊き込んだ『有機玄米小豆粥』、
サツマイモの入った『玄米いも粥』、自然な甘みの『玄米かぼちゃ粥』など、豊富な種類が揃っています。
味付けには、国産の伝統海塩“海の精”を使用。素材の美味しさを活かした、こだわりのシリーズです。
有機玄米(国産)、食塩
【にしきや】レトルト粥 4種
宮城県岩沼市にあるレトルト食品の専門メーカー「にしきや」では、ギフトにも嬉しい“4種類のレトルト粥”を販売しています。
『ひとめぼれ 白粥』は、農薬や化学肥料を使わない“あいがも農法”で育てられた宮城県産米を使用。
これに加えて、北海道産昆布と鹿児島県産かつおの出汁で炊き上げた『かつお だし粥』は、奥深い味わいが人気です。
さらに、福井県産米と北海道産小豆を、塩のみで味付けした『国産小豆玄米粥』、
さつまいもと10種類の雑穀が入った『さつま芋粥』は、素材本来の甘みとしっかりとした満足感が魅力の一品です。
だし(国内製造(かつおぶし、こんぶ))、うるち米






【食養の杜とやま】オーガニック粥
有機米やお粥の専門店・食養の杜とやまの“オーガニック粥”は、富山県産の有機米を使用したレトルトシリーズです。
袋のままでレンチンできる『お粥日和』は、富山県産・有機米100%の“プレーン”タイプと、国産七草つきの“七草がゆ”の2種類。
『竜宮からの贈りもの』は、オーガニックの五分付き米に、富山県産の海洋深層水、国産のタカキビを加えた栄養豊富なブレンドです。
五分づき米(富山県産)、タカキビ(国産)、海洋深層水
【ヒカリ食品】白がゆ・備蓄用白がゆ
新潟県のお粥専門メーカー「ヒカリ食品」では、非常食にも便利なレトルトがゆを多数販売しています。
なかでも、新潟県産コシヒカリ100%の『白がゆ』と、5年以上の長期保存が可能な『白がゆスタンドパック』は、どちらもシンプルな原材料でおすすめ。
新潟県五泉市の良質な水と独自の製造技術によって、豊かなお米の美味しさをそのまま閉じ込めています。
うるち米(新潟県産コシヒカリ)、食塩



備蓄用には食塩が含まれます。


【トップフーズ】永平寺がゆ
トップフーズの『永平寺がゆ』は、福井県産の特別栽培米を使用したお粥レトルト。
定番の“朝がゆ”や“玄米がゆ”、栄養豊富な“十穀がゆ”、ほんのり甘い“小豆がゆ”、
そばの実を加えた“そばがゆ”など、さまざまな種類が揃っています。
カラダを休めたいときにも、ギフトにもおすすめ。素材本来の美味しさを追求した、人気のシリーズです。
うるち米(福井県産コシヒカリ)、食塩


【石井食品】potayu(ぽたーゆ)
石井食品の『potayu(ぽたーゆ)』は、玄米に野菜を加えた栄養豊富な“おかゆポタージュ”です。
使用している“うるち玄米”は、熊本県産。厳しい状況を乗り越えた経験から生まれた、おいしくて満足感のあるブレンドです。
チキンと3種類がビーンズの入った『トマト味』、かぼちゃと小豆の『パンプキン味』、
トウモロコシやじゃがいもなど、4つの野菜が入った『コーン味』の3タイプです。
うるち玄米(熊本県産)、トマトペースト、鶏肉、たまねぎ、レンズ豆、レッドキドニー、ひよこ豆、砂糖、食塩、オリーブ油、にんにく、コショウ



ギフトにも備蓄用にも♪




【結わえる】とろとろ玄米粥
玄米専門店・結わえるでは、契約農家で育てられた国産玄米を使用した、とろっと濃厚な“玄米がゆ”を販売しています。
アレンジ自由な『とろとろ玄米粥』は、食塩(海の精)のみで味付け。岩手県産の黒米をブレンドした『とろとろ黒米玄米粥 』と2タイプです。
各ショッピングサイトほか、結わえるの“公式サイト”でもご覧いただけます。
玄米(茨城県産)、黒米(岩手県産)、食塩(海の精)


・公式サイト:結わえるオンラインストア
【たいまつ食品】お粥レトルト
たいまつ食品では、新潟県産のコシヒカリを使用した、さまざまな種類の“レトルト粥”を販売しています。
味付けなしの『白がゆ』や、和歌山県産の梅干しがまるごと入った『梅がゆ』、
さらに、栄養豊富な『十六穀がゆ』や『もち麦がゆ』もシンプルな原材料でおすすめです。
うるち米(新潟県産)、梅干し(和歌山県製造)
【味の素】白がゆ
味の素の『白がゆ』は、国産コシヒカリを使用した、味付けなしのレトルト粥。
卵やチーズ、魚介など和洋中お好きにアレンジすることができます。
リーズナブルな価格に加え、スーパーやコンビニなどで手軽に手に入る点も魅力です。
精米(国産)
【尾西食品】アルファ米の白がゆ
尾西の『白がゆ』は、炊き立てごはんを急速乾燥させた“国産・アルファ米”を使用した、長期保存もできるインスタント粥です。
パックの中にお湯を注いで、15分ほど待つだけでOK。(水の場合は70分)
食塩が別で付いてくるので、お好みで塩分調節も可能です。
さらに、スプーン付きで食器いらず。非常用、アウトドア、介護食などにも便利です。
うるち米(国産)、顆粒食塩(食塩、寒梅粉)



約5年の長期保存!
まとめ:美味しい“レトルトがゆ”は無添加でも!


市販されているレトルト粥の選び方や注意点、おすすめの“無添加おかゆ・雑炊”を紹介しました。
一般的なレトルトパウチ食品は「添加物」が多いイメージがありますが、
実は“保存料”を使う必要がないので、シンプルな原材料でもたくさんの種類がでています。
常温保存ができるレトルト粥は日常食だけでなく、非常食やアウトドア、離乳食や介護食にとっても便利。
素材の味を活かした「無添加レトルト」を、ぜひチェックしてみてください!



