豆乳ってどう選べばいいの?
そんな悩みにお答えします。
美容やダイエット、乳製品をさけている方にも嬉しい「豆乳」ですが、
市販ではたくさんの種類があり、いったいどれを選べば良いのか迷いますよね。
なかには食品添加物や、遺伝子組み換え大豆など、ちょっと気になる原材料が使われているものも多いです。
そこでこの記事では、市販されている豆乳の種類や選び方を解説。さらに本当におすすめな無添加の豆乳を紹介します。
この内容がわかれば、買ってはいけない豆乳の見分けがつくようになるだけでなく、
国産 & 遺伝子組み換えではない大豆を使った、カラダにやさしい豆乳に出会うことができます!
買ってはいけない豆乳の種類とは?
豆乳は、「豆乳(無調整豆乳)」・「調製豆乳」・「豆乳飲料」の3つに分けられます。
そのなかで「豆乳(無調整豆乳)」は、原材料に大豆以外のものは使用できません。
つまり「無調整豆乳」として販売されているものは、すべて添加物やその他の原材料を含まない無添加の豆乳であるということです。
大豆(粉末状のもの及び脱脂したものを除く。以下同じ。)から熱水等によりたん白質その他の成分を溶出させ、繊維質を除去して得られた乳状の飲料(以下「大豆豆乳液」という。)であつて大豆固形分が8%以上のものをいう。
引用:豆乳類の日本農林規格
一方「調製豆乳」は、植物油脂や砂糖、食塩などの調味料を加えたもの。
「豆乳飲料」は、これに加えて果実やコーヒーなどのフレーバーが入っているもので、大豆固形分の割合はもっとも低いです。
主原料 | 大豆固形分 | 添加物 | その他・使用できる原材料 | |
---|---|---|---|---|
豆乳 | 大豆 | 8%以上 | 使えない | なし |
調製豆乳 | 大豆及び脱脂加工大豆 | 6%以上 | 使える | 食用植物油脂、調味料(砂糖、ぶどう糖果糖液糖、乳糖、蜂蜜及び食塩など) |
豆乳飲料 | 大豆、脱脂加工大豆及び粉末大豆たん白 | 4%以上 | 使える | 食用植物油脂、調味料(砂糖、ぶどう糖果糖液糖、乳糖、蜂蜜及び食塩など)、風味原料(果実の搾汁、野菜の搾汁、コーヒー、ココア、牛乳、粉乳など)、 香辛料 |
まとめると無添加豆乳をお探しなら、「無調整豆乳」が確実。
料理や離乳食などに使う場合も、いっさい余計なものが含まれていないこちらの種類がおすすめです。
「無調整豆乳では飲みにくい……。」とお悩みの方は「調製豆乳」のなかでもはちみつや砂糖など、
添加物が使用されていない、なるべくシンプルな味付けのものを選びましょう。
・参考URL:豆乳類の日本農林規格
遺伝子組み換え・残留農薬について
豆乳の原料となる「大豆」。実はそのほとんどが輸入品です。
納豆の記事でも解説した通り、輸入大豆は「遺伝子組み換え大豆」を使用しているものがほとんどであり、残留農薬のリスクも高まります。
豆乳を選ぶなら、国産の遺伝子組み換えではない大豆が使われているものか、
輸入大豆であっても、オーガニックの非遺伝子組み換え大豆を使用している種類がおすすめです。
おすすめ豆乳5選!国産・無添加・非遺伝子組み換え
国産の無調整豆乳を中心に、無添加・遺伝子組み換えではない大豆を使用した、
おすすめの豆乳を紹介します。
商品名 | 大豆固形分 |
---|---|
【ふくれん】成分無調整豆乳 | 9% |
【マルサンアイ】タニタカフェ監修 オーガニック豆乳 (無調整豆乳・調整豆乳) | 10%・7% |
【マルサンアイ】ひとつ上の豆乳 | 11% |
【木次乳業】しろうさぎの豆乳 | 11% |
【太子食品】北の大豆無調整豆乳にがり付き | 12% |
※ランキングではありません。
詳しく解説していきます♪
【ふくれん】成分無調整豆乳(1L / 200ml)
ふくれんの『成分無調整豆乳』は、九州産・ふくゆたか大豆100%を使用した無調整豆乳です。
サラサラ・すっきりとして飲みやすく、暑い時期に冷やして飲むのもおすすめです。
大豆(遺伝子組み換えでない)
大豆固形分9%!
【マルサンアイ】タニタカフェ監修 オーガニック豆乳(1L / 200ml)
マルサンアイの『無調整豆乳』と『調製豆乳』は、タニタカフェ監修のオーガニック豆乳です。
どちらも原材料の大豆は輸入品ですが、遺伝子組み換えではない有機大豆を使用しています。
『調製豆乳』には、オーガニックシュガーと岩塩が加えられ、そのままでも飲みやすくなっています。
・無調整豆乳(大豆固形分10%)…有機大豆(中国、アメリカ)
・調製豆乳(大豆固形分7%)…有機大豆(中国、アメリカ)、オーガニックシュガー、食塩
【マルサンアイ】ひとつ上の豆乳(1L / 200ml)
マルサンアイの『ひとつ上の豆乳』は、飲みやすさ・おいしさにこだわった無調整豆乳です。
こだわりの国産大豆は、苦味やエグ味の少ない品種を採用。なめらかな飲み心地とすっきりとした味わいが魅力です。
大豆(国産)
「遺伝子組み換えではない」の記載がない理由はこちら。
【木次乳業】しろうさぎの豆乳(125ml)
木次乳業の『しろうさぎの豆乳』は、島根県産の大豆を使用した飲みきりサイズ(125ml)の豆乳です。
大豆を蒸さずに豆乳を絞るので、えぐみのないまろやかで自然な甘味をお楽しみいただけます。
大豆(遺伝子組み換えでない)
大豆固形分11%以上!
【太子食品】北の大豆無調整豆乳にがり付き(500ml)
太子食品の『北の大豆無調整豆乳にがり付き』は、北海道産大豆を100%を使用した無調整豆乳です。
大豆固形分12%でとっても濃厚なのにさっぱりして飲みやすく、大豆の風味がしっかり感じられる豆乳です。
付属のにがりを使って豆腐を作ることも可能。甘酒や豆乳鍋など料理に活用するのもおすすめです。
丸大豆(北海道産100%)(遺伝子組み換えでない)
使いやすい500mlサイズ◎
まとめ:国産大豆の美味しい豆乳を選ぼう!
市販されている豆乳の種類や注意点、おすすめの無添加豆乳を紹介しました。
「無調整豆乳」として販売されているものはすべて無添加。大豆以外の原材料は使用できません。
「調製豆乳」や「豆乳飲料」は、添加物やその他の原料が含まれていることが多いため、原材料はなるべくシンプルなものを選びましょう。
また使われている大豆は、国産や有機栽培などの非遺伝子組換え大豆が使われた種類がおすすめです。
国産のおいしい豆乳は、コーヒーやスムージーとの相性も◎
大豆固形分の高い濃厚な豆乳なら、豆乳鍋やシチュー、豆腐作りに活用するにもぴったりです。