無添加からし&粒マスタード7選◎スーパーでも買えるおすすめとは?

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無添加からしと粒マスタードのおすすめ
りすここちゃん

無添加のからしマスタードが知りたい!!

そんな希望にお答えします。

少量でも強いアクセントになる「辛子(からし)」は、おでんや納豆、冷やし中華など“日本の食卓”にはなくてはならない調味料

さらに、酸味の入った「マスタード」は、サンドイッチやハンバーグ、ドレッシングなどの料理にも広く活躍します。

しかし、市販されている「からし」のなかには、多くの添加物が使用されていることもあり、こういった製品では、辛みが物足りない・美味しくないといった声も多いです。

そこで本記事では、からしマスタード原料の違いや、注意したい添加物について解説。さらに、無添加でおすすめの「からし&マスタード」を紹介します。

この内容を理解すれば、市販されている辛子(からし)の違いが分かるようになるだけでなく、自然派で美味しい「からし」や「マスタード」に出会えます!

もくじ

からし製品(粉・チューブ)の違い

からしの原料

辛子からしの原料は、アブラナ科の植物である“カラシナ”などの種子であり、この種子を粉末状にしたものが「粉からし」です。

からしの辛み成分は、乾燥させた種子をすりつぶしを加えて練ることで、含まれる“酵素(ミロシナーゼ)”の働きにより生成されます。

このペースト状の「練りからし」は、一般的なチューブ入りのからし製品にも利用されていますが、

市販の「からしチューブ」には、からしの他にも“植物油脂”や“添加物”などが加えられていて、

保存性風味の安定性に配慮して、製品化されるのが一般的です。

おすすめ無添加カラシ

からしカラシ芥子辛子)は、アブラナ科の植物であるカラシナおよびその近縁種の種子から作られる香辛料。

〜中略〜

からしの辛みは水で溶くことによって発生するが、揮発性が強く長続きしない。いつでも簡単にからしの風味が利用できるように、粉末や油に溶いた状態で保存する技術が発達した。ねりからしは、油脂や増粘剤などによって辛み成分を安定させ、人工的なカラシ香味成分を配合したものである。

引用:からし

和がらし・マスタードの違い

カラシやマスタードの品種の違い

からし製品は、おでんや納豆に合う「和がらし」、サンドイッチやソーセージに定番の「マスタード」、

つぶつぶとした食感が特徴の「粒マスタード」の、主に3種類に分けられます。

これらの大きな違いは、原料となるカラシナ品種であり、

辛みが強い「和がらし」には“オリエンタルマスタードシード”、辛みがやさしい「マスタード」には“イエローマスタードシード”、

粒マスタード」には“ブラウンマスタードシード”が使われるのが一般的です。

また、「マスタード」や「粒マスタード」は、お酢などの調味料で味付けされ、マイルドな辛さと酸味のある調味料として販売されるのが一般的です。

添加物なしの粒マスタード

おすすめ無添加カラシ

マスタード(仏: moutarde、独: Senf、英: mustard)は、カラシナ(イエローマスタードおよびブラウンマスタード、学名 Brassica juncea)やシロガラシ(ホワイトマスタード、学名 Sinapis alba、シノニム B. hirta または B. alba)の種子やその粉末に、水や酢、糖類や小麦粉などを加えて練り上げた調味料。

引用:マスタード

オリエンタルマスタードシードを主原料とし、薬味的に少量ずつ使用するものを「からし」、イエローマスタードシードやブラウンマスタードシードを主原料として、ソース的に比較的量を多く使用するものを「マスタード」と呼ぶのが一般的です。

引用:からし・マスタード・粒マスタードの原材料

からしに含まれる「食品添加物」

マスタードの添加物とは

市販のからし製品、特に「チューブ」や「ボトル」入りのからしマスタードには、

風味づけや品質を安定させるなどの目的で、“植物油脂”やさまざまな“添加物”が使われていることがあります。

特によく含まれている“添加物”は、以下の通りです。

添加物名概要
着色料主に、ウコン色素(ターメリック)が使われるが、複数含まれる場合もある。
酸味料酸味をつけたり強化するなどの目的。一括表示が可能な添加物で具体的な成分名はわからない。
香料香りをつけたり、強化するなどの目的。一括表示が可能な添加物で具体的な成分名はわからない。
増粘剤粘度(とろみ)をつける等の目的。「増粘多糖類」と書かれている場合は2種類以上が含まれている
ミョウバンアルミニウムを含む化合物。主に、色素の安定化のために使われる

このように、市販のからしマスタードには、意外と多くの添加物が使われることがあります。

なかでも、知っておきたいのが「ミョウバン」で、からし製品にはを鮮やかに保つためなどの目的で使用されることがあります。

しかし、ミョウバンは“アルミニウム”を含む化合物で、過剰摂取は気をつけたい添加物。

国際機関JECFA(食品添加物専門家会議)では、アルミニウムの体内への影響を考慮し、一週間あたりの摂取許容量を設定しています。

厚生労働省 アルミニウムに関する情報

食品の安全性を評価している国際機関(JECFA:FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)では、人が一生涯摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される暫定的な許容量(暫定耐容週間摂取量)として、体重1kg、一週間当たり、2mgという値を設定しています

引用:アルミニウムに関する情報>2

からしは調味料であり、一般的には摂取量が少ないため、それほど影響がないと思われがちです。

しかし実は、スポンジケーキクッキーなどに使われる膨張剤漬物生うにわさびチューブなどにも含まれている場合があります。

一方日本では、菓子パンなどに含まれるアルミニウムについて、2018年新たに基準値が設定され、

その後の令和2年度から令和3年度にかけての調査では、国内でのアルミニウムの摂取量は減少傾向にあることがわかっています。

そのため、通常の食生活では影響はほとんどないと考えられますが、

気になる方や小さなお子さんがいるご家庭では、なるべく「アルミニウム」を含まない製品を選ぶのがおすすめです。

おすすめ無添加カラシ

厚生労働省では、平成30(2018)年11月30日に硫酸アルミニウムアンモニウム及び硫酸アルミニウムカリウムの使用基準を改正し、菓子、生菓子及びパンに新たに基準値を設定し、1 kgにつきアルミニウムとして0.1 g以下としました。
 〜中略〜

令和2年度及び3年度に加工食品中に含まれるアルミニウムを対象としてマーケットバスケット方式による摂取量調査を実施しました。 
その結果、加工食品由来のアルミニウム推定摂取量は大きく減少していることが確認できました。

引用:アルミニウムに関する情報

☆硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)

ボーキサイトに硫酸を加えて硫酸アルミニウムを作り、これに硫酸カリウムを加えてミョウバンを結晶させたものを、約200℃に加熱して結晶水を揮散したものです。膨脹剤の酸成分として、炭酸水素ナトリウムなどと併用されます。炭酸水素ナトリウムとの反応が緩やかでガスの発生が持続する特徴がありますが、収れん作用による渋みがあります。

引用:用途別 主な食品添加物

無添加からし&マスタードおすすめ7選!

無添加の粒マスタードとからしチューブ

無添加または添加物をなるべく使用していない「からし」や「マスタード」を紹介します。

完全無添加の“粉末タイプ”から、食卓に便利な“チューブ入り”、オーガニック原料を使用したこだわりの製品まで。

スーパーで探せる種類も揃えましたので、お買い物の参考にもぜひご覧ください!

商品名概要

【ムソー】旨味本来・からしチューブ
練りからし/40g

【東京フード】練りからし
練りからし/40g

【山清】鬼からし・有機鬼からし
粉からし/30g〜

【向井珍味堂】からし
粉からし/20g

【河野酢味噌】地がらし粉
粉からし/65g

【ドゥルイ】オーガニックマスタード
粒マスタード・マスタード/100g〜

【エバーナット】有機粒マスタード
粒マスタード/200g

※ランキングではありません。

【ムソー】旨味本来・からしチューブ

ムソーの『旨味本来・からしチューブ』は、辛味の強い“オリエンタルマスタード”を使用したチューブタイプの練りからしです。

原材料にある植物繊維の原料は、遺伝子組換えではない「じゃがいも」を、食塩は「天日塩」を使用しています。

完全無添加ではありませんが、チューブタイプでは添加物の少ない“らし”です。

原材料

水あめ(国内製造)、からし(カナダ、アメリカ)、なたね油、食塩、植物繊維(じゃがいも)/香辛料抽出物

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【東京フード】練りからし

東京フードの『練りからし』は、国内産からしを使用した“チューブ入り”の製品です。

植物油脂は「有機べに花油」、醸造酢には「国産純米酢」、食塩は「赤穂の天塩」を使用。

こちらもムソー同様、チューブタイプでは添加物の少ない“練りからし”です。

原材料

からし(国産)、水飴、澱粉、醸造酢、植物油脂、食塩、食物繊維(大豆)/香辛料

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【山清】鬼からし・有機鬼からし

山清の鬼からしは、“鬼もびっくりするほどの辛さ”という意味の込められた和からし粉末。

鬼からし」と「有機鬼からし」の2種類で、どちらも辛味の強い“オリエンタルマスタード”を使用しています。

完全無添加の『有機栽培鬼からし』は、有機JAS基準により栽培された「からし種子」のみを製粉した、こだわりの一品。

自然な辛みで、おでんとんかつなどの薬味としてはもちろん、からし漬けの材料としてもおすすめです。

原材料
  • 鬼からし…からし(カナダ産)/着色料(うこん)  
  • 有機鬼からし…有機からし(カナダ産)
食ここちゃん

水またはぬるま湯(40~60℃)で練るだけ♪

山清
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【向井珍味堂】からし

向井珍味堂の『からし』は、強い辛みと、滑らかな舌触りが魅力の“粉からし”です。

日本むけに栽培された「からし種」を、そのまま粉末状にした無添加タイプ。

ぬるま湯でよく練って10分程度おくと辛味が増し、より美味しくお召し上がりいただけます。

原材料

からし粉(カナダ製造)

食ここちゃん

使いやすい20gサイズ!

蔵の守 楽天市場店
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【河野酢味噌】地がらし粉

河野酢味噌製造工場の『地がらし粉』は、からし菜の種をそのまま粉状にした、無添加の“和からし粉末”です。

石臼挽きでていねいに製粉し、からしの実に含まれる“オイル”をそまま残しているので、辛みが長く持続します。

原材料

からし種(カナダ産)

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【ドゥルイ】オーガニックマスタード

フランスの老舗メーカー「ドゥルイ」では、無添加&オーガニックの調味料を多数販売しています。

マスタードは、フルーティーな酸味が魅力の『粒マスタード』、クセのないまろやかな美味しさの『ディジョンマスタード』、

レモン果汁でさっぱり仕上げの『レモン粒マスタード』の3種類が人気です。

原材料
  • 粒マスタード…有機からし種、有機リンゴ酢、塩
  • ディジョンマスタード…有機からし種、有機醸造酢、塩
  • レモン粒マスタード…有機リンゴ酢、有機からし種、有機レモン果汁、塩
食ここちゃん

ほどよい酸味がおいしい♪

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【エバーナット】有機粒マスタード

エバーナット(Evernat)は、フランスで人気のオーガニック食品ブランド。

有機粒マスタード』は、有機栽培のマスタード有機りんご酢をブレンドした、シンプルな配合の“粒マスタード”です。

ほどよい辛味と爽やかな酸味で、サンドイッチソーセージフライマリネのソースにもピッタリです。

原材料

有機醸造酢(りんご酢)、有機マスタード、食塩

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