有機野菜の通販&定期宅配便おすすめ10選！無農薬・オーガニックの違いとは？

そんな悩みにお答えします。

毎日の食卓にかかせない野菜や果物ですが、これらを効率的に生産するのに必要な農薬や化学肥料は、

スーパーなどで安く売られている農作物には、どうしても避けることができません。

そこで「有機栽培」や「無農薬野菜」などの、栽培方法にこだわった種類を探しても、メインで販売しているお店はごくわずか。

売られていても割高だったりと、日常的になかなか取り入れにくい部分もありますよね。

またこれらの野菜には、「無農薬」・「有機栽培」・「オーガニック」のような、様々な言い方があり、これらが具体的に何が違うのか？いまいち分からず、混乱している方も多いはず。

そこでこの記事では、「有機」・「無農薬」・「オーガニック」などの栽培方法の違いや、

なるべく自然な環境のなかで育てられた、おすすめの野菜の通販・定期便を紹介します。

農家さんから直接購入することができる直販サイトや、訳あり品などお得に手に入る方法もありますのでぜひご覧ください！

有機・オーガニック・無農薬栽培の違い

農作物の栽培方法は、おもに「慣行栽培」「特別栽培」「有機栽培」「自然栽培」の4種類に分けられ、

一般的にスーパーなどで売られている野菜や果物は、ほとんどが「慣行栽培かんこうさいばい」で作られています。

これは農薬や化学肥料を使用して、効率的に農作物を栽培する方法。

安定的に生産できるため、消費者にとっても手頃な価格で購入できるといったメリットがあります。

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特別栽培とは？

慣行栽培よりも農薬や化学肥料を少なくしたのが「特別栽培」です。

特別栽培農産物 は、その農産物が生産された地域の慣行レベルに比べて、

節減対象農薬の使用回数が50％以下、化学肥料の窒素成分量が50％以下で栽培された農産物のことをいいます。

通常よりも大幅に農薬が減らされているので、ネットショップなどでは「特別栽培以上の農作物のみ」といった独自の基準を設けている店も見かけます。

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有機栽培・オーガニックとは？

「有機農産物」とは、コーデックス委員会(食品の国際規格を定める機関)のガイドラインに準拠した、有機農産物の日本農林規格の基準に従って生産された農産物のことです。

有機農業は、『化学的に合成された肥料及び農薬の使用を避けることを基本として、土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させるとともに、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した栽培管理方法を採用したほ場において生産すること』と定義されていて、

具体的に「有機農作物」とは、以下のような基準に従って栽培されたものです。

これらの基準に適合した生産が行われていることが認証された事業者は、「有機JASマーク」の使用や農産物に「有機○○」などの表示を行うことができます。

有機食品のJASに適合した生産が行われていることを登録認証機関が検査し、その結果、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。この「有機JASマーク」がない農産物、畜産物及び加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されています。

引用：有機表示について

・参考URL：【有機農業関連情報】トップ ～有機農業とは～

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有機JAS認証は安心？「無農薬」ではない理由

「有機認証を受けていない農産物はダメなのか？」というとそうでもありません。

有機JAS認証の取得は、手間や費用負担も大きいため、化学合成農薬と化学肥料を使わずに育てられたものであっても、あえて認証を受けていない農家さんもいます。

その場合、有機JASマークがなくても「農薬、化学肥料不使用で育てた野菜」のような記載がホームページなどに説明されています。

逆に有機認証を受けたものであっても、有機JAS規格で認められている農薬は使用している場合があります。

これは有機JAS規格（有機農産物の日本農林規格）の基準により、許可されている農薬があるからです。

「有機JAS認証」はひとつの基準として、認証を受けていなくても信頼できる農家さんを知っておくのがおすすめです。

有機農産物は、無農薬・無肥料で栽培しているわけではありませんが、化学的に合成された肥料の使用を避け、限られた農薬を使用することを基本として、自然界の力で生産された食品です。

引用：有機JASマークがついた野菜は無農薬・無肥料で作られているのですか。

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自然栽培・自然農法は「無農薬」？

自然栽培・自然農法とは、一般的に肥料や農薬を一切使わない、植物と土の力で育てられる栽培方法を言います。

人と環境にはとってもやさしい方法だといえますが、肥料や農薬を使わないことで、収穫するまでに日数がかかり、収穫量も少なくなります。

自然栽培は、一切の肥料・農薬を使用しません。
｢自然栽培｣の定義は自然界を教師にして、自然から学び、自然を尊びながら自然に添っていく。そして大自然の法則を田畑に応用するという農法です。

引用：自然栽培とは

ちなみに、このような栽培方法である場合「無農薬栽培」と表示すれば良いように思うかもしれませんが、

「無農薬」の表示は、一切の残留農薬を含まないなどの誤解を消費者に与える可能性があるとして、特別栽培農産物に係る表示ガイドラインにおいて禁止になっています。

つまり栽培期間中に農薬を使用していなかったとしても、「無農薬〇〇」などの名称で販売されている農作物はありません。

「無農薬」の表示は残留農薬がないことと誤解する等、消費者が優良誤認を起こしやすい
ことが指摘されています。このため、平成15年5月に改正された特別栽培農産物に係る表示
ガイドラインにおいて「無農薬」の表示を表示禁止事項としました。

引用：有機農作物の表示概要

しかし「農薬未使用」や「農薬を使ってません」など、消費者に対して正確に栽培方法を伝えることは認められていますので、

商品のパッケージや、サイトの情報をよく確認するのがおすすめです。

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野菜果物の通販サイト&定期宅配便おすすめ10選！

特別栽培以上の農産物が手に入る、おすすめの通販サイトを紹介します。

ほしいときだけ購入できる「ウェブショップ」や「おまとめセット」、毎月お任せの「定期宅配サービス」まで。

それぞれの特徴を徹底比較し、メリット・デメリットも合わせて解説します！

【秋川牧園】はじめての農園セット

山口県の秋川牧園では、無投薬飼育の鶏肉や卵、化学合成農薬・化学肥料を使わずに育てられた野菜をはじめとする自社生産の農産物を販売しています。

『秋川牧園はじめての農園セット』は、通販サイト（秋川牧園ウェブショップ）で販売されている食品をお得な価格でお試しができます。

プランは、冷蔵セット・冷凍セット・冷蔵&冷凍セットの3種類。

野菜・お肉・卵・加工品などをまとめて注文できるだけではなく、秋川牧園ウェブショップ で使える3,000円チケットなどの特典もついてきます。

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【阿波ツクヨミファーム】お任せ野菜セット

徳島県の阿波ツクヨミファームでは、人と環境にやさしい農業に取り組み、農薬に頼らなくても美味しい野菜が育つ工夫を行っています。

そんなこだわり野菜をまとめて購入できるのが、『ツクヨミお任せ野菜セット（1,110円）』。

1セットに農薬不使用の有機栽培や自然栽培で育てられた季節野菜が、4〜5品・約2.5kg入っています。

通販サイト内ではそれ以外にも、お米や卵、お肉やフルーツなど厳選された食材を幅広く取り扱っています。

※公式サイトほか、Yahoo!ショッピングでも取り扱いがあります。

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【楽天ファーム】ナチュラル食材マーケット

楽天ファームでは、オーガニックの野菜や果物、ナッツを中心に、なるべく自然な栽培方法で育てられた農作物・加工品を取り扱っています。

とくに有機栽培の『冷凍ワイルドベリー』や『冷凍ブロッコリー』など忙しいご家庭にも助かる時短食材が豊富です。

楽天のアカウントを持っていれば登録不要で、そのままお買い物が可能◎

オーガニックに興味があるけど、専門サイトでの購入はハードルが高い……。そんな方にもおすすめです。

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【食べチョク】産直お取り寄せサイト

全国の小規模農家さんや個人農家さんとも直接つながれるので、こだわり条件で栽培されたものでも適正価格で購入しやすいのがメリット。

また、農家さん自身が「値決め」できるシステムのため、市場に出回らない限定品や、訳あり品、不揃い品などお得な食材も見つけやすくおすすめです。

＼国内最大のオンライン直売所／

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【坂ノ途中】野菜の定期宅配サービス

京都府の坂ノ途中では、農薬や化学肥料に頼らない小規模農家さん・新規就農者さんとパートナーを組み、

化学合成農薬&化学肥料不使用の農産物のみを使用した定期宅配サービスを行っています。

宅配プランは、いろいろな野菜と出会える『旬のお野菜セット』と、定番野菜を中心とした『きほんのお野菜セット』の2種類。

ボリュームは、S（7〜9種）・M（11〜13種）とご家庭に合わせて選ぶことができます。

はじめてなら3回送料無料。それぞれの野菜ごとに、農家さんの情報・保存方法・おすすめの調理法などが書かれた「お野菜の説明書」も届くので料理が苦手な方にもおすすめです。

＼ 3回 送料無料／

※一時停止や解約時に料金は発生しません。

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【食べチョクコンシェルジュ】おまかせ野菜の定期便

食べチョクコンシェルジュとは、日本最大級の産直サイト・食べチョクが運営する旬の野菜を集めた定期宅配サービスです。

食べチョクに登録されている農家さんの中から、申込後の事前アンケートをもとに食材を厳選。

農薬や化学肥料をできるだけ使用しない、特別栽培以上の野菜が届きます。

食べチョクとの違いは、自分で選ぶ手間が省けるところ、また送料も無料になるといったメリットがあります。

＼ 初回1,000円OFF ／

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【ココノミ】定期宅配サービス

初回は人気食材のなかから「8品」を選択。2回目以降は好きなものを好きな数だけ選ぶことができます。

定期便サービスではありますが、スーパー感覚でお買い物ができる気軽さがメリット。

共働きや一人暮らしで時間が限られている方、食にこだわりがあるけど選ぶのが面倒な方にもおすすめです。

＼ 初回限定 送料無料 ／

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【ミレー】食材の定期宅配・お試しセット

無農薬野菜のミレーとは、千葉県香取郡から地元の農家さんと協力し、有機野菜や特別栽培などのこだわり食材を提供している定期便サービスです。

定期便は2つのプラン、『野菜と果物盛りだくさんセット（14～16種類）』4,000円～5,000円前後と、

『季節の野菜セット（12～14種類）』3,000円～4,000円前後からお選びいただけます。

野菜や果物だけでなくお米・きのこ・肉・魚・卵・加工品など、ほかの食材も追加可能。

内容の変更はオンライン上で手続きができ、定期購入のお休みや停止、不要な野菜の希望も伝えることができます。

定期宅配のハードルが高い方には、1回きりの「お試しセット7品2,500円（1,000円OFF）」もおすすめです。

＼ ミレー公式サイト／

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【らでぃっしゅぼーや】ふぞろい食材お試しセット

『ふぞろい食材お試しセット』は、らでぃっしゅぼーやで取り扱う食品を、お得に試せるおまとめセット。

野菜や果物、卵や加工品など13品を半額以下で購入することができます。

＼ 送料無料・全額返金保証あり／

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【ビオ・マルシェ】宅配サービスお試しセット

ビオ・マルシェは、関西に拠点をもつ有機農産物・有機加工品に特化した宅配サービスです。

産地は西日本が中心。野菜はすべて有機栽培、加工品も60%以上が有機JAS認証を取得しています。

旬の有機野菜が8〜9品入った『お試しセット』は、1,500円で送料無料。

ビオ・マルシェで取り扱いの野菜を気軽に試すことができるだけでなく、

商品カタログ・入会資料も一緒に届くので、定期サービスの内容を知りたい方にもおすすめです。

定期サービスは、有機果物・有機米・オーガニックチキン・有機平飼い卵・調味料など約1,500点以上のアイテムから選択ができます。→カタログサンプル 

＼全国どこでも送料無料／

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まとめ：自然派野菜はみんなに優しい◎

農産物の栽培方法の違いや、農薬をなるべく使用していない野菜や果物の通販や定期便を紹介しました。

現状、スーパーなどで売られている野菜には農薬や化学肥料が当たり前のように使われています。

消費者にとって、安定的に安く購入できるメリットはありますが、環境やカラダへの負担が気になるところ。

一方で、有機野菜や自然栽培など環境に配慮した持続可能な農業に取り組む農家さんは増えてきています。

カラダにやさしい食材を選ぶことは、自分や家族を未来を守るためだけでなく、そんな生産者さんを応援することにもなります。

興味のある方はぜひ、便利なウェブサイトや宅配サービスを覗いてみてください！

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