おなやみ漬物の添加物が気になる……
そんな悩みにお答えします。
漬物(つけもの)は、野菜のビタミンや食物繊維、発酵による乳酸菌などが含まれる、日本の伝統食品です。
しかし一部では、素材の品質を落としたり、添加物などで簡単に味つけをすることで、このようなメリットが得られない製品も存在します。
本当は安全で美味しいものを選びたいけれど、いつも妥協して選んでしまう……。そんな経験がある方も、多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、市販の漬物を選ぶときに注意したいポイントと、国産原料にこだわった“おすすめの漬物”やそのメーカーを紹介します。
昔ながらの製法を守る専門店や、スーパーでも手に入りやすい種類まで。人気の「たくあん」を中心に、さまざまなメーカーをそろえましたので、ぜひご覧ください!
これを読めば、市販の漬物が選びやすくなるだけでなく、本当にナチュラルで“美味しい漬物”に出会えます。


漬物は発酵食品?


漬物とは、野菜などの食材を、塩・酢・米ぬかなどで漬け込み、保存性や風味を高めた伝統食品です。
すべてが発酵していると思われがちですが、「ぬか漬け」「すぐき」「しば漬け」などのように発酵を伴うものと、
「浅漬け」「千枚漬け」「福神漬け」などのように、発酵を伴わない製法のものが存在します。
ぬか漬けができる仕組みには発酵と浸透がある。漬け込むことで糠に含まれる豊富な栄養が材料に浸透し、乳酸菌や酵母による発酵で甘みと香りが増す[7]。
引用:糠漬け>ぬか漬けができる仕組み
どれを選ぶかは好みによって異なり、優劣はありません。
しかし、発酵による乳酸菌などの微生物の効果を期待している場合は、しっかりと発酵・熟成されている製品がおすすめです。
一方市販では、ぬか漬け風の漬け物や、浅漬けタイプのたくあんなど、短時間で味つけされた種類も多く見られます。
発酵した製品を見分けるのは難しい面もありますが、パッケージなどに「乳酸発酵」といった表示のあるものや、
添加物の少ない原材料のシンプルな製品は、伝統製法に近い傾向があります。
漬物(つけもの)とは、様々な食材を食塩、酢、酒粕などの漬け込み材料とともに漬け込み、保存性を高めるとともに熟成させ、風味を良くした日本の食品。
〜中略〜
漬ける目的は、保存、風味付け、調味の3つが主たるものである。漬ける時間は、数分から数十年にも及ぶものまである。長期間にわたって漬ける場合には、発酵を利用する場合が多い。
引用:漬物




注意したい添加物


漬物は、野菜などの食材と、漬け込む素材(塩・酢・米糠など)があれば、基本的に作ることができます。
しかし、市販の漬物には、風味を補うため、または見た目を鮮やかにするためなどに、多くの「添加物」が使われている場合があります。
とくに、サッカリンNa・アスパルテームなどの「人工甘味料」や、タール色素をはじめとする「着色料」は、なるべく含まれていないものがおすすめです。
だいこん、きゅうり、漬け原材料[ぶどう糖加糖液糖、食塩、醸造酢、たんぱく加水分解物]/ 調味料(アミノ酸等)、酸味料、保存料(ソルビン酸K)、甘味料(サッカリンNa)、着色料(黄4、青1)
また、添加物には分類されませんが、「ぶどう糖果糖液糖」といった強い甘みをもつ異性化糖や、
「たんぱく加水分解物」などのうま味成分が含まれている製品も、自然な味わいとは異なります。
非糖質系甘味料で天然に存在しない甘み成分を人工的に合成したもの。人工甘味料とも。国によって食品添加物としての使用が禁止・規制されているものがある。
引用:甘味料>合成甘味料
タンパク加水分解物(タンパクかすいぶんかいぶつ)は、コクやうまみをもたらす目的で加工食品に使われているアミノ酸混合物。
うまみ調味料[1]、酵母エキスとともに旨味を添加する目的で[2]、1970年代後半以降、日本の加工食品において広く使用されている。 食品衛生法では食品添加物に指定されていないが、JAS法で表記が義務づけられている。
引用:タンパク加水分解物
タール系色素について


漬物に使われやすい添加物で、特に注目したいのが「食用タール系色素」と呼ばれる着色料です。
タール色素とは、主に石油(ナフサ)が原料の化学合成された着色料。安価で大量生産が可能、色のバリエーションが豊富、
鮮やかに発色し退色しにくいなどのメリットから、化粧品・衣類など食品以外にも広く利用されています。
日本では食用として「12種類」が許可されており、漬け物・お菓子・魚肉加工品などによく使われています。



「赤色102号」のように色+番号で表される!
☆食用タール系色素
食用赤色2号、食用赤色3号、食用赤色40号、食用赤色102号、食用赤色104号、食用赤色105号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用緑色3号、食用青色1号及び食用青色2号の12種類が指定されています。
引用:食品衛星の窓>用途別 主な食品添加物 > 着色料
タール色素はこれまで、安全性が懸念されることも多く、日本で許可されている一部の種類が、他国では使用が制限されているケースも少なくありません。
また、認められていた色素が後に規制される例もあり、最近では米国が赤色3号を禁止したのは記憶に新しいところです。
日本においても、赤色4号・赤色5号・だいだい色1号など、過去に認められていたものが、現在では使用できなくなった種類も存在します。
2008年4月、英国食品基準庁(FSA)は注意欠陥・多動性障害(ADHD)と関連の疑われるタール色素6種類について2009年末までにメーカーが自主規制するよう勧告した[2]。
〜中略〜
引用:タール色素
- 自主規制対象のタール色素:赤色40号、赤色102号、カルモイシン、黄色4号、黄色5号、キノリンイエロー
無着色・無添加の漬物は、くすんだような淡い色合いで、一見すると物足りなく感じるかもしれません。
しかし、これが本来の自然な色合いであり、不自然に鮮やかなものには注意したいところです。




無添加のたくあん・漬け物おすすめ9選!


基本の原材料で漬け込まれた、おすすめの「漬け物・たくあん」を紹介します。
国産素材を主原料に、昔ながらの製法にこだわるメーカーを厳選。
種類豊富な専門店はもちろん、スーパーでも買いやすい製品もそろえましたので、ぜひ最後までご覧ください!
※ランキングではありません。



詳しく解説します♪


【マルシマ】さつまたくあん
マルシマの『さつまたくあん』は、九州産の大根を使用した、伝統製法こだわりの沢庵です。
契約農家で育てられた大根を、昔ながらの“天日寒風干し”により旨みを凝縮。
「玄米黒酢」や「有機純米酢」などの漬け込み材料で、じっくりと低温熟成させています。
甘みと酸味のバランスのとれた、やさしい味わいが魅力です。
干し大根(九州産)、漬け原材料(米酢、粗糖、食塩、米ぬか)
【海の精】たくあん・福神漬など
伊豆大島の伝統海塩で知られる「海の精」。そのこだわりの塩を使った漬け物は、どれも無添加・砂糖不使用で自然の味わいを守っています。
とくに人気の『天日干したくあん』は、特別栽培の“宮崎県産大根”を使用。昔ながらの製法で、じっくり熟成させた滋味深い一品です。
これ以外にも、福神漬・はりはり漬・しょうが紅梅漬といった、さまざまな種類がそろっています。
大根、米ぬか、塩(海の精)、有機とうがらし
【樽の味】昔ながらの漬物屋
「樽の味」は、昔ながらの素材と製法を大切にした“無添加・発酵食品”の専門店。
国産素材にこだわった漬物は、たくあん・かぶ漬け・高菜漬けなど、さまざまな種類をそろえています。
また、初心者さんにも人気の『ぬか床』は、お好きな野菜をつけ込むだけ。発酵の旨みや栄養を、手軽に取り入れることができます。
干し大根(和歌山県産)、米ぬか(和歌山県産)、赤穂の塩(兵庫県産)、道南産昆布(北海道産)、柿の皮(和歌山県産)、唐辛子(和歌山県産)、みかんの皮(国産)
【うまもん】 甘酢白たくあん・広島菜漬・奈良漬など
山口県岩国市にある漬物店「うまもん」は、伝統を受け継ぐ、国産素材の漬物を広く取り扱っています。
人気の『甘酢白たくあん』は、国産大根を使用し、約1ヶ月間じっくり熟成させたこだわりの味。
そのほか、ご飯のお供にぴったりな『広島菜漬』、豊かな香りの『奈良漬』、さまざまな料理に使える『高菜古漬』などが、無添加でおすすめです。
大根、漬け原材料(砂糖・食塩・米酢)
【ムソー】本干たくあん
ムソーの『本干たくあん』は、宮崎県産の大根を使用した、昔ながらの無添加たくあんです。
大根は、寒風のなかで天日干しを行い、長時間漬け込みじっくりと熟成。しっかりとした歯ごたえと、煎りぬかの香ばしさも魅力です。
自然な酸味とほどよい甘みで、家族みんなで食べやすい味わいに仕上げています。
干しだいこん、漬け原材料【米ぬか、麦芽水飴、食塩、米酢】
【いぶりの里】いぶりがっこ
いぶりの里の『いぶりがっこ』は、昔ながらの製法でつくられた、秋田県の地域特産品。
大根を燻製してから漬け込む、手間ひまかけた伝統の一品です。
ポリポリとした食感と、どこか懐かしさを感じる素朴な味わいが魅力。
そのままご飯のお供にはもちろん、刻んでおにぎりやポテトサラダなど、料理のアクセントにもおすすめです。




だいこん、漬け原材料(砂糖、食塩、米ぬか、からし粉、昆布)
【昭和ホンポ】たくあん・キュウリとナスの古漬けなど
和歌山県の「昭和ホンポ」は、昔ながらの製法を受け継ぐお漬けもの専門店。
特に人気の『田舎漬け沢庵』は、寒風のなかで天日干しした大根を、1年以上ぬか床でじっくりと熟成させています。パリパリの食感と、素朴な酸っぱさが魅力です。
1kgでの販売ですが、200g×5個の真空パックで送られるため、保存もしやすくおすすめです。
国産大根 塩 米ぬか 唐辛子 柿の皮 ナスの葉



産直サイト・ポケットマルシェでもご覧いただけます。
【オーサワ】たくあん・福神漬・しば漬け・紅しょうがなど
オーサワジャパンでは、普段のおかずやお弁当にもぴったりの、手軽に楽しめる「漬け物」をそろえています。
国産素材やオーガニック原料にこだわりの種類も多く、とってもおすすめです。
| 商品名 | 原材料 | リンク |
|---|---|---|
オーサワの天日干したくあん(100g) | 干し大根(宮崎県)、漬け原材料[米糠(国産)、食塩(天日塩)、有機白梅酢(和歌山県)] | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
オーサワのらっきょう(甘酢)(80g) | らっきょう(九州)、漬け原材料(麦芽水飴、米酢、本みりん、食塩) | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
オーサワの福神漬(120g) | 有機大根(宮崎県)、きゅうり(宮崎県)、なす(徳島県他)、有機にんじん(鹿児島・宮崎県)、有機生姜(千葉県)、なた豆(宮崎県)、紫蘇葉(宮崎県)、昆布(北海道)、漬け原材料[有機濃縮ぶどう果汁(アルゼンチン)、醤油(茜醤油)、本みりん、梅酢、昆布だし、食塩(海の精)] | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
オーサワのしば漬け(120g) | きゅうり(宮崎県)、なす(徳島県他)、有機生姜(千葉県)、紫蘇葉(宮崎県)、昆布(北海道)、漬け原材料[米飴、梅酢、本みりん、醤油(茜醤油)、昆布だし、食塩(海の精)] | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
オーサワの熟成たくあん(100g) | 干し大根(九州、山形県)、漬け原材料[糠(国産)、食塩(ふんわりいそ塩)、昆布(北海道)、唐辛子(国産)、渋柿の皮(和歌山県)] | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
オーサワの紅しょうが(60g) | 生姜(高知県)、漬け原材料[梅酢(紅玉梅酢)] | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
オーサワの高菜漬(130g) | 高菜(九州)、漬け原材料[梅酢、麦芽水飴、食塩(天日塩)、ウコン粉(鹿児島県)] | Amazon 楽天市場 Yahooショッピング |
【中園久太郎商店】国産大根の本干し沢庵
中園久太郎商店の『国産大根の本干し沢庵』は、鹿児島県産の大根を、寒風のなか天日干しを行い、丁寧に漬け込まれたこだわりの一品。
パリパリとした歯応えと、酸味の少ない自然なおいしさが魅力です。
温かいご飯やおにぎりに、細かく刻んで卵焼きや餃子の具材など、さまざまなアレンジでお楽しみいただけます。
干しだいこん(鹿児島県産)、砂糖、しょうゆ、みりん、食酢、米ぬか、昆布、食塩、唐辛子、(一部に小麦・大豆を含む)












