ノンアルコールビールが飲みたいけど添加物が気になる……。
そんな悩みにお答えします。
近年、ナチュラル志向の高まりとともに「ノンアルコールビール」への注目が集まっています。
しかし市販されているノンアル飲料のなかには遺伝子組換え原料が使われていたり、人工甘味料などの添加物が含まれていることも多く、
せっかくカラダのことを考えていても、これでは逆効果になりかねません。
そこでこの記事では、コーンスターチや人工甘味料を使用していない完全無添加、素材の良さをそのまま楽しめるノンアルコールビールを紹介します。
この内容を知れば、ノンアルビールの注意したい原材料と、添加物が少なくても満足度できる美味しい種類が見つかります!
ノンアルビールの原材料とデメリット
基本的なビールの原材料は、「モルト(麦芽)・ホップ・酵母・水」の4種類。
ビールのアルコールと炭酸ガスは、酵母が麦汁に含まれる糖分を分解することで発生します。
ノンアルコールビールを造るには、ビールを醸造した後からアルコールを抜く脱アルコール製法か、
酵母を使わずに二酸化炭素(炭酸)を添加するなどの方法が基本です。
しかし最近では、このような天然素材だけでなく、
香料や着色料、酸味料などの添加物によって、人工的にビールらしい風味や色合いを再現している種類が多く見られます。
特にフルーツ風味を加えたノンアルコールビールには、
砂糖よりも強い甘みをもつアセスルファムKなどの人工甘味料が含まれていることも少なくありません。
遺伝子組換え原料(コーンスターチ)
添加物以外でもうひとつ気になる原材料が、とうもろこしから製造されるデンプン・コーンスターチ です。
ビールにコーンスターチを入れるのは、「味のバランスを整える・スッキリとした飲み口にする」などの理由があるようですが、
コーンスターチの原料であるとうもろこしは、海外からの輸入品であることが多く遺伝子組換え原料である可能性が高いのです。
ビールの本場ドイツでは、ビール純粋令に基づき「麦芽・ホップ・酵母・水」以外の原材料は必要ないといった主張があります。
実際ビール製造には4種類の天然原料以外は必要なく、味の違いは原材料の品種や配合、製造方法などによって異なります。
基本の原材料を守り造られるビールには、コーンスターチなどの副原料をわざわざ入れる必要はないのです。
無添加ノンアルコールビールおすすめ7選!
無添加、又は炭酸(二酸化炭素)以外の添加物を使用していない、おすすめのノンアルコールビールを紹介します。
ビールの本場ドイツ生まれの「脱アルコールビール」や、スーパーでも買える人気の種類まで。
ビール好きも満足できる、美味しいノンアルをご覧ください。
※ランキングではありません。
詳しく解説していきます♪
【パナバック】ヴェリタスブロイ
パナバックの『ヴェリタスブロイ』は、〜世界でいちばんビールに近いノンアルコールビール〜がキャッチコピーのドイツ生まれの脱アルコールビールです。
「脱アルコール」とは、ビールを醸造した後からアルコール分を抜く製法のことで、
ビールにとても近い風味や喉越しを感じることができます。
- 原材料:モルト、ホップ、ビール酵母、天然水
- 内容量:330ml
- アルコール度数:0.00%
本場ドイツの脱アルコールビール!
【日本ビール】龍馬1865・龍馬レモン
日本ビールの『龍馬1865』は、2種類のホップを合わせた深い苦みのノンアルコールビールです。
ドイツ産の麦芽を使用した、ビール好きにも好まれる本格的な飲み心地。一部、スーパーでも取り扱いのある人気の種類です。
『龍馬レモン』は、ドイツ産の麦芽とホップにレモン果汁を加えたほどよい甘みのノンアルビール。
ビールのコクと苦味はそのままに、日中でも飲みやすいスッキリ味になっています。
- 原材料:麦芽、ロースト麦芽、ホップ/炭酸
- 原材料(龍馬レモン):レモン果汁、麦芽、砂糖、レモン果皮ペースト、ガラクトオリゴ糖液糖、ホップ/ 炭酸
- 内容量:350ml
- アルコール度数:0.00%
どちらも炭酸(二酸化炭素)以外の添加物は不使用です。
【日本ビール】忍者ラガー
日本ビールの『忍者ラガー』は、日本初のハラル認証を取得したビールテイスト・ノンアルコール飲料です。
ドイツ産麦芽100%にこだわった、しっかりとした苦味を感じられるノンアルビールは、お食事との相性もぴったりです。
- 原材料:麦芽、ロースト麦芽、ホップ / 炭酸
- 内容量:350ml
- アルコール度数:0.00%
プリン体ゼロ!炭酸以外の添加物は不使用です。
【ビットブルガー】ビットブルガードライブ 0.0%
ドイツ老舗のビールメーカー・ビットブルガーの『ビットブルガードライブ0.0%』は、麦芽とホップのみを使用した、ビールテイストドリンクです。
ドイツの「ビール純粋令」に基づいたシンプルな原材料で醸造し、後からアルコール分を抜くといった製造方法で、
ビールにも劣らない満足感のある味わいが特徴です。
- 原材料:麦芽、ホップ
- 内容量:330ml
- アルコール度数:0.05%
お食事やスーポーツ後のリラックスタイムにもおすすめです♪
【小樽ビール】ノンアルコールビール 0.00%・ノンアルコールビールブラックボトル
小樽ビールでは、2種類の無添加・ノンアルコールビールを販売しています。
『ノンアルコールビール0.00%』は、ほどよいコクと苦味のバランスの取れた軽い味わいのノンアルビール。
おしゃれなボトル入りでギフトにもおすすめです。
『ノンアルコールビールブラックボトル』は、日本ではめずらしい黒ビールのノンアル飲料。
麦のローストフレーバーに適度な甘みと深いコク、クリーミーな泡立ちが魅力の本格派です。
- 原材料:麦芽、ホップ、水
- 内容量:330ml
- アルコール度数:0.00%
ドイツのビール純粋令に基づきシンプルな原材料で醸造されています。
【新潟麦酒】NON ALCOHOL・BLACK ZERO ZERO
新潟麦酒の『NON ALCOHOL』は、麦とホップをふんだんに使用した、無添加のビールテイスト飲料です。
ビールのような苦味と香りが強く感じられ、その爽やかな味わいが長く口のなかに残ります。
『BLACK ZERO ZERO』は、スタウトビールのような真っ黒な見た目とローストされた香ばしさ、
しっかりとした苦味が特長のノンアル飲料です。
- 原材料:大麦・麦芽・ホップ
- 内容量:350ml
- アルコール度数:0%
お食事にもぴったりの本格派♪
【エルディンガー】エルディンガーアルコールフリー
ドイツの老舗メーカー・エルディンガーの『エルディンガーアルコールフリー』は、ドイツ純粋令に従ってシンプルな原材料で醸造されたノンアルコールビールです。
スパイシーなモルトの香りと、アロマホップの刺激的な苦味。ほのかな酸味と甘みがマッチした爽やかな美味しさです。
醸造水は深さ160mから汲み上げた湧水を使用。上質な酵母の発酵炭酸によるきめ細やかな泡が特徴です。
- 原材料:小麦・大麦・酵母・ホップ/ 炭酸
- 内容量:330ml
- アルコール度数:0.39%
おいしさにこだわった本格派のノンアル!
まとめ:本物のノンアルコールビールは美味しい!
基本の原材料のみを使用した、添加物なしでおすすめのノンアルコールビールを紹介しました。
本来ビールの製造に必要な原材料は、「モルト(麦芽)・ホップ・酵母・水」の4種類のみ。
ノンアルビールは、そこからアルコールだけを抜く方法か、酵母を使わずに炭酸のみを添加する方法が基本です。
しかし一部の安いノンアル飲料にはこれ以外にも、人工甘味料などの添加物やコーンスターチなどが含まれているものがあります。
せっかくカラダのことを考えていても、これでは逆効果。どうせならシンプルな原材料のナチュラルな種類を選びましょう。
美味しいノンアルビールは、食事との相性もぴったり。年末年始やパーティーなどの集まりにも大いに活躍してくれます。